このLIP T24は、「チャーチル」クォーツモデルを再解釈した一品で、その魅力は24mmのスクエア型ケースにあります。名高い「チャーチルT18」の直系の後継として、現代のトレンドに合わせてややサイズアップされたこの24mm幅の時計は、時計の街ビエールで「T24」と名付けられました。 マットなアイボリーダイヤルにはブルーの針が配され、ヴィンテージ感漂うデザインを演出しています。ストラップにはブラックのクロコ型押しカウハイドレザーを採用。控えめながらも存在感のある、このレトロな時計は、あらゆるシーンで手元を上品に彩ります。 また、「チャーチル」ダイヤルの特徴である縦横のダブルサンバースト仕上げが施され、T24はファセット加工されたドーフィン針で時を刻みます。クラシックなデザインを継承しつつ、時代に合わせた進化を遂げたこのタイムピースは、LIPの歴史を今に伝える象徴的な存在です。 【洗練されたデザインと高品質の腕時計「LIP/リップ」】 1867年にスイスと隣接するフランス東部のブザンソンでエマニュエル・イザーク・リップマンが創業したフランスを代表するウォッチブランド「LIP/リップ」。LIPの時計は、ナポレオン1世に贈呈されたことによって一躍有名になりました。また「大統領の時計」と呼ばれ、自国のシャルル・ド・ゴール元大統領やマクロン大統領に愛用され、英国のチャーチル元首相、米国のアイゼンハワー元大統領、クリントン元大統領に贈呈されるなど、現在に至るまで多くの著名人に愛用されています。 LIPはクラシックな時計作りに長けていた一方、フランス国有鉄道“TGV”のデザインを手がけたフランスの産業デザインの先駆者であるロジェ・タロン氏による左右非対称の斬新なデザインの「MACH2000(マッハ2000)」シリーズを1975年に復刻するなど、フレンチデザインを象徴する腕時計をも生み出しました。150年以上に渡り、フランス・ブザンソンの工場で一つひとつ丁寧に組み立てられているコレクションの数々は、決して流行だけに留まらない独自の魅力を備えています。